身体が重い、肩こりがひどい、疲れが取れない…。
そんな皆さん、お風呂は活用できていますか?
お風呂に毎日入る時間がない方には運動がおすすめです!
その肩こりも不調も…体温を上げたら改善するかも
新型コロナウィルスの蔓延により、かつてないほど日常的に体温を計測するようになっています。
飲食店への入店、病院の入り口など、アルコール消毒とセットで、自動的に体温を測定する装置は、すっかり見慣れたものになりました。
そのため、自然と体温を意識する機会が増えるわけですが、皆さんは自分の基礎体温を気にすることはあるでしょうか。
基礎体温が上がると、免疫力が向上すると言われています。
さらに肩こりの改善や太りにくくなるなど、多くのメリットがあります。
私 はんなも、体調が芳しくない時期は、だいぶ基礎体温が低かったのです。
が、今は高いときで36度8分程度まで上昇するようになりました。
とはいえ、「基礎体温を上げなければ」と思って取り組んだことは一つもありません。
体調の良い状態をできるだけキープしようと、色んな改善策を試していたら、結果的に基礎体温が上がっていました。
体調が芳しくないと感じるときは、肩こりや頭痛がしたり、脚がむくんでいたりします。
そういう時の体温は36度に届かなかったりします。
逆に、体調が良いと感じるときは、手足の末端まで血が通う感覚があり、身体が軽く温かい実感があります。
そういうときの体温は、37度の手前まで上昇しています。
基礎体温の高低で、現在どの程度体調が整っているか、ある程度は判断ができるようです。
毎日15分はバスタブに浸かるために工夫していること
皆さんは、バスタブに浸かって温まる習慣はありますか。
忙しいと、つい「シャワーで済ませちゃおう」となりがちですよね。
私 はんなも時間を節約したくて、シャワーが中心でした。
しかし、医師から自律神経の乱れを指摘され、その対策としてバスタブで温まる習慣を取り入れたのです。
それまで、毎日バスタブに浸かる習慣はなく、バスタブに浸かるのは、ゆっくりバスタイムが確保できる週末だけでした。
なにしろ、平日に仕事を終えて帰宅するのは大抵、夜9時頃。
さっさとベッドに潜り込みたくてシャワーで汗を流して済ませていました。
しかし、睡眠時間を確保するために極力早寝をしていたものの、朝の起床時には…。
「あれ…、頭が重い…」
起床時の頭痛を頭痛外来の医師に伝えると、「朝起きて頭が痛いのは、眠れていないんだよ」と言われたのです。
(もちろん、他に考えられる重篤な病気の可能性がない場合に限ります)
そのため、「熟睡する」ために何をしたらよいか、を真剣に考えたのでした。
健康的にぐっすり眠るための対策としては、やっぱり「お風呂」です。
しかし、バスタブに浸かるために睡眠時間を削られてしまっては、元も子もありません。
考えた末、次のことを習慣にすることを決めました。
- 出勤前にバスタブのお湯張りを予約して、帰宅したらお風呂に直行できるようにする
- 睡眠時間を確保するため、夜のお風呂は「バスタブに浸かって身体を暖める」ことだけを最優先
- 夜のお風呂から出たら、身体が暖かいうちにストレッチをして即ベッドへ
- 夜のお風呂では身体も髪も洗わず、朝の運動の後のシャワーで身体を洗い、洗髪する
はんなの個人的な工夫として、身体と髪を洗うこととバスタブに浸かることを、朝と夜で分割したのです。
なぜ1日に2回のお風呂習慣としたのか、といいますと。
女性にはあるあるだと思いますが、夜、バスタブで温まり髪まで洗っていると、お風呂から出た後にやることが増えてしまうのです。
スキンケア、ボディケア、ヘアケアを終える頃には、せっかく温まった身体もすっかり冷え切ってしまうのです。
しかも、朝はバイクを漕いで汗をかくので、その後のシャワーは欠かせません。
結局、朝にシャワーを浴びるので、洗髪はそのタイミングで行えばよい、と考えました。
(1日2回の洗髪は、洗い過ぎが気になりますしね)
そのため、夜はバスタブに浸かるだけとし、身体も髪も洗うのは朝、夜は湯上りにスキンケアとストレッチだけは行って睡眠時間をしっかり確保、という方針にしました。
湯上りにすぐにベッドに入るので、熱過ぎるお湯ではかえって目が冴えてしまうと考え、お湯の温度は40度程度。
早く寝たくても、15分は浸かる習慣としました。
朝のトレーニングで、身体はその後 数時間は燃焼する
「お風呂がいいのはわかるけど、すっかりシャワーが習慣づいているので、もうお風呂が毎日の習慣にできるとは思えない」
「正直、バスタブの掃除が面倒!」
そんな方もいるでしょう。
もし、お風呂に入る習慣とするのが難しいようであれば、替わりに運動を習慣とすることを検討いただくのもお勧めです。
運動をすることで、身体中の隅々まで血液が巡り、血流がよくなると共に、その後数時間は身体は燃焼し続けます。
基礎体温が上がり、身体が動かしやすく快調な状態が継続するのです。
ときどき、トレーニングは何時頃にやるのが効果的なのか、ということを耳にすることがあります。
運動は、夕方頃に行うのが効果的であると言われています。
夕方は、日中の活動で身体が温まっているため、トレーニングするには最適、ということなのですね。
しかし、私のようなオフィスワーカーにとって、夕方に運動する時間を確保するなど到底できるはずがありません。
その時間こそ、今日1日の終業に向けて、今日はどこまでこなせるかの見通しを立てて、スパートをかけている時間なのですから。
とはいえ、運動すること自体を諦めてしまうのは、あまりにもったいないこと。
身体にとってベストな時間にトレーニングができないからといって、運動の習慣自体を諦める必要はまったくないのです。
夕方にできないとすれば、朝か、帰宅後、などに運動が継続できそうな時間はないか、探してみましょう。
ベストな時間にトレーニングができなくても、お風呂の替わりに運動できそうな時間を見つけて、有酸素運動を実践してみる。
お風呂のための15分か、トレーニングのための15分か。
日々の習慣として費やす時間としても、ほぼ同じくらいの時間です。
身体を快調に保てる工夫を継続させて、元気に過ごせる工夫を取り入れてみることをお勧めします。
継続するにつれ、身体が息を吹き返すように元気を取り戻してくることを実感できるはずですよ。
体温を上げて快調な身体に
バスタブに毎日浸かることを習慣とすると、改善されたことがたくさんありました。
- 肩こりが改善された(ストレッチの効果もあるはず)
- たとえ昼寝をした日でも、身体が温かいので すとんと眠りに落ちる
- 末端の冷えを感じることが少なくなった
- 冬場でも身体がぽかぽか
- 脚のむくみが軽減された
私 はんなは、学生時代から慢性的な肩こりです。
カチカチだった肩のこりを忘れていられる時間も増えて、日々、身体が軽いことを実感できています。
合わせて運動も継続しているので、相乗効果の可能性もあります。
「運動かぁ…、いつも続かないんだよね…」
という方は多いと思います。
運動を続けるコツについては、運動を続ける方法。楽しくないと続かない? に書いていますので、そちらを是非ご参照ください。
当たり前のことかもしれませんが、身にしみて思ったのは、
「毎日、万全な体調でいるためには、バスタブに浸かる時間は削るべきではない!」ということでした。
年齢を経ると、時間配分を意識しないと、いつの間にか日々のやることが膨大になっていたりします。
それでも、与えられた時間は変わらず、1日24時間、です。
日々を快調に、気持ちよく無駄なく、さくさくと仕事もタスクもこなしたいなら。
時間の捻出のためにも、15分はバスタブに浸かる時間を確保してもよいのでは、と思っています。
やはり、昔からの「身体の疲労を取る」ことの習慣には、きちんと意味があるのです。
シャワー派の皆さん、お風呂の効果、今一度見直してみては…?