またトレーニングが習慣にできなかった…。
それ、毎日トレーニングしなければ、と思っているせいではありませんか?
運動ができない、辛い!と思う方向けのトレーニングを続けるコツ、教えます!
だらだらでもやめなければ「継続」になる
「今年こそ、絶対にランニングを継続するぞ!」
「温かくなってきたし、薄着に備えて身体を絞っておかなきゃ!」
毎年温かくなり始める度、そんなふうに決心を固める方は多いのではないでしょうか。
しかし、早くも翌月には、そんな決意もどこへやら…?
そう言えば去年もその前も、同じ時期に同じことを繰り返したような記憶が…。
そんな方もけっこうな割合でいらっしゃるかと思います。
今度こそ、トレーニングを 続けたい、習慣にしたい!
そんな方に、私 はんなから提案があります。
「毎日続ける」という目標を、やめてみましょう。
代わりに、「やらない日を何日までなら空けてもよい」、と考えるようにしてみるのです。
トレーニングを習慣化していない人が、突然、毎日続けることを目標にするとどうなるか、ちょっと考えてみましょう。
例えば、毎朝トレーニングしようと決心してすぐ、前日に遅くまで残業してしまったとします。
あるいは、ついゲームに夢中になって、夜更かししてしまった。
翌日はやっぱり寝坊してしまい、一日休んでしまったとしましょう。
すると、「あー、やっぱり休んでしまった。また目標達成できなかった。自分にはムリなんだ」と思ってしまう。
そう思ってしまうことが、きっぱりやめてしまう最大の要因なのです。
大切なのは、毎日やることではなく、「やめないこと」ですよね。
だらだらでも長く継続すること。
これが大切なのです。
だらだら、という表現は悪い意味で使用されることが多いですが、運動に関しては、決して悪い意味には該当しない、と、私 はんなは考えています。
だらだらだろうと、続けているのだから充分ではないですか!ということです。
続けていれば確実に、身体はもちろん、そして精神面にも、確実によい効果が表れます。
「数日休んだって、いつだって再開すればいい」と考えて始めればよいのです。
体育が嫌いだった人こそトレーニングは習慣化できる
幼稚園とか、小学校の頃を思い出してみましょう。
その頃、身体を動かす時間と言えば、体育の時間ですね。
私 はんなは、体育の時間が大嫌いでした。
そして、そのまま体育が一度も好きになることなく、大人になりました。
でも、トレーニングは習慣化することができたのです。
体育は大嫌いだったし苦手だったけれど、運動を習慣化できた理由について、少し考えてみました。
改めて振り返ってみると、身体を動かすこと自体は嫌いではなかったのです。
体育の何が嫌だったかというと、対戦させられて、勝敗が決まること。
バレーボールでも、長距離走でも、チームか個人かの違いはあっても、必ずクラスメイトと競わされます。
それさえなければ、運動自体は決して嫌ではないのです。
つまり、身体を動かすことが嫌いだったのではなく、誰かと競って勝ち負けが決まることが嫌だったのです。
(大人になった今でも、相手がいないと成立しなかったり、誰かと組んだりするトレーニングはやっぱりしません…)
皆さんは、体育の授業は得意(あるいは好き)だったでしょうか。
私 はんなのように、体育なんか大っ嫌い!だったという方。
誰とも対戦しなくていいとしたら。
誰かと勝敗を決める必要がないとしたら、どうでしょう。
それでもやっぱり、身体を動かすのは億劫だ、という方もいるかもしれませんが、
「誰とも競わないのなら、運動自体はそんなに嫌じゃないかも…」
という人は、けっこう居るのではないかな、と思います。
「私、体育の成績2だったから…」
そんな方は、もしかしたら、はんなのように「強制的に競わされることが嫌だった」だけではないでしょうか。
大人になれば、もう身体能力を競う相手はいません。
競うことを強制されることもありませんし、競わされて誰かに負けることもありません。
競う相手がいるとすれば、自分しかいない、ということになります。
実はむしろ、かつて運動をしていなかった人ほど運動は習慣化できる、というデータもあるほどです。
理由は、かつて運動させられていなかった人ほど運動に慣れきっておらず、飽きていないから。
運動に慣れていない人のほうが、運動による爽快感や達成感を新鮮に味わえるから、だそうです。
「自分は運動が嫌い」と(かつての体育の授業のせいで)思い込んでいるのであれば、もったいないことです。
誰かと一緒にやるから継続できる、という人も居る一方で、能力を比較する相手がいないからこそ継続できる、という人もいるのです。
トレーニングを始めた自分を、自分が見守ってあげる、という考え方も、全然あり!なのです。
続けるコツ①トレーニングの内容を手帳に記録
トレーニングは、「一回分をこなせたから、これだけの結果が出る」という、一回ずつの効果が判りやすいものではありません。
どちらかというと、
「続けていたらいつの間にか、スリムになっていた」
「いつの間にか、健康診断の結果が改善していた」
というような、少し遠い未来の成果を待って、積み重ねて行くものですね。
1回ずつの効果が判りにくい。
そういうことの結果を待つ場合、こなした内容を都度、何かしら目に見える形にしておくことも継続するコツです。
私 はんなのおすすめは、手帳に書き込むことです。
バイクを漕いだ時間を、バイクを漕いだ日に、赤ペンで記入しておくのです。
時間に余裕のある朝は、一回あたり20分。時間に余裕のないときは、15分。
月の終わりに、手帳を見返してみましょう。
「月に20日も毎朝バイクを漕いだなんて、自分、えらいじゃん!」
「この週、4日連続で漕いでるなんて、自分、すごいじゃん!」
というふうに、自分で自分をほめてあげる根拠になりますよ。
大人になったら、自分のことは自分でたくさん褒めてあげましょう!
すると、
「来月も今月と同じくらい、(または、より多くの日数に)赤ペンで描き込めるように頑張ろう」
と自然と思えるようになります。
- 何日か間を空けてもいいから、とりあえず始めてみる
- 実行できた日を(できれば何分取り組めたか、の具体的な時間も)手帳に書き込む
- ひと月を振り返って、(どれだけさぼったか、ではなく)何日できているか、を確認する
- 来月はどのくらいできるか(明確でなくてもいいので)目標を立てる
- 誰にも褒められなくても、自分で自分を思い切りほめる!
続けるコツ②トレーニングの後の爽快感を想像する
前述したとおり、トレーニングは一回ごとの成果という点では見えにくいものです。
が、その一方で、一回ごとにきちんと味わえる感覚もあります。
そう、「爽快感」とか「達成感」と呼ばれるものです。
冬場、指先までの冷えてしまう冷え性の方は、朝に運動することで身体が温まり、冷えから身体を守ってくれます。
使い捨てのカイロを使うよりも効果が持続しますし、気温が10℃に届かないような日でも快適に過ごすことができますよ。
また、むくみも解消されるので身体が軽く感じられるようになり、機嫌よく過ごせる時間が増えます!
運動は、少なからず身体に負荷をかけるので、その時間はきついものです。
しかし運動後は、身体が気持ちよく動くいてることが感じられますから、その効果を想像すると、「よし、やるか」という気になるのです。
「運動すれば、すっきりするぞ」と思うようにするのです。
(運動が習慣になると、「運動して、すっきりしたい」に変わってきます)
それに、運動している時間は、苦しさに気を取られているため、他のことを考えている余裕が薄れます。
つまり、運動する前にもやもやと考え事をしていても。
ものすごく腹の立つような出来事があったときでも。
運動して息が上がり、筋肉が疲労してくると、今味わっているしんどさに塗り替えられてしまいます。
頭の中を支配していた考え事を、一時的に頭の外に追い出す効果があるのです。
頭の中を満たしていたネガティブなことを、一瞬でも忘れることができると、
「まぁ、今考えても仕方がないこともあるかな」と、すんなり切り替えもできるようになるもの。
これが、運動による気分転換の効果です。
コロナ禍で自宅トレーニングに切り替える方が急増
コロナウィルスが蔓延し始めた当初。
ジムなどの人々が集まる施設は一時、一斉に閉鎖した時期がありました。
そのとき「運動、どうしよう…?」と考えた方は多いのではないでしょうか。
私 はんなも、当時通っていたプールが数ヶ月閉鎖となったことを契機に、ジムのプール通いを止め、思い切って自宅にエアロバイクを設置しました。
自宅にトレーニング機器があると、思った以上に本当に便利です。
悪天候や移動距離なども一切、言い訳にできませんから、やらざるを得なくなります!
ランニングやウォーキングを、悪天候を理由に継続できなかった方は是非、自宅への設置をお勧めします。
それに、プールは、髪を乾かす時間など、トータルで考えるとトレーニング以外のことにも時間がかかるもの。
時間を考えると退勤後には通えず、週末に通えればよいほうだったので、トレーニングの時間が確実に増えました。
最初は、20分のバイクを漕いでいる時間がきつく、その間は永遠のようにも感じられたものです。
今では、だいぶ心地よい汗がかけるまでになりました。
気合いを入れ過ぎることなく、決意もせず、ゆるっと始める。
その後、徐々にトレーニングの日を増やしていけば、意識することなく習慣化できるようになります。
今では、最低でも週に4日以上バイクに乗る習慣になっています。
自宅トレーニング、おすすめですよ!