刺激に弱い肌はマスクのせい?肌荒れ対策のポイントとは

皆さま、マスクで覆われたお肌の調子はいかがですか。

そういえば、マスクを取るとカサつく。なんだかずっとザラザラする。

そんな方も多いのではないでしょうか。

私 はんなは、マスク生活始まって以来、ありがたいことに一度も肌荒れせずに過ごせています。

マスク生活が終了してもずっと有効な、お肌のケアについてお伝えします。

 

肌の潤いが充分ならマスクで肌荒れすることはない

マスクが日常的な必須アイテムとなってから、既に数年が経過しようとしています。

 

それに伴い、

マスクをつけるようになってから肌の調子がいまひとつ

というお悩みが増えていると聞きます。

 

 

やっと、脱マスクの動きも本格化しそうなこの頃ではありますが、まだまだマスクがあったほうが安心なことも多い毎日。

 

やっとマスクが外せるのに、マスクを取ってみたら荒れたお肌が出現…、なんて、こんなに悲しいことはありませんよね。

 

マスクを装着し始めてから出現した肌荒れは、脱マスクの前にこっそり治してしまいましょう。

 

 

ただ、マスクによる肌荒れを感じたときに、大慌てで塗り薬を探すのはちょっと待って

 

肌荒れ改善のためのお薬を探す前に、ご確認いただきたいことがあるのです。

 

 

それは、「お肌の潤いは足りてますか?」ということです。

 

肌の潤いが充分で、皮脂量とのバランスがきちんと取れていれば、基本的にはマスクが常時肌に触れていても荒れることはないのです。

 

肌のコンディションが乱れているところに刺激が加わり肌荒れに

肌荒れのきっかけは確かにマスクかもしれませんが、根本的な原因は、「お肌が乾燥していること」にあります。

 

お肌が乾燥してコンディションが乱れているところに、肌への刺激が加わり、肌荒れが引き起こされていると考えられるのです。

 

きっかけがマスクだっただけであって、他の刺激にも弱い状態になっている、ともいえるのですね。

 

マスクに限らず、肌のバリア機能が弱まり、刺激全般に対して弱くなっている可能性があるのです。

 

 

 

ところで皆さんは、ご自身のお肌の調子はどのように把握しているでしょうか。

 

「スキンケアの際、頬を自分で触った感じで」とか、「スキンケアアイテムの浸透具合で」など、感覚的に把握している方もいらっしゃると思います。

 

感覚的に把握することも非常に大切なのですが、数値として目に見えるほうが、肌状態を的確に管理できることがあります。

 

肌のコンディションを客観的に把握するには、肌チェッカーを使用して、数値で確認することが大切なのですね。

 

 

肌の皮脂量や水分量は、百貨店等のスキンケアアイテムを扱うカウンターでもチェックできますし、自分で手軽に計測できる測定器も市販されています。

 

私も肌チェッカーを持っていますが、百貨店のカウンターでも立ち寄る度に測ってもらっています。

 

肌の乾燥は肌荒れに直結しますから、「マスク生活になってから肌荒れが止まらない」という方は、一度計測してみることをおすすめします。

 

計ってみて初めて、「私の肌、想像したよりもずっと乾燥していてショック…」と、自分の肌状態の実情を知ることもあるかもしれません。

 

いえいえ、これで肌荒れの原因は明確に分かったわけですから、今すぐに肌の乾燥対策をスタートすればいいのです!

 

潤い溢れるお肌を育むために必ず見直すべきアイテムとは

乾燥して肌荒れしているのですから、水分量を上げることに重点を当てていきましょう。

 

「水分量を上げましょう」と言うと、「潤う」と評判のローションや美容液に手を出してしまいそうになりますが、ここでもやはり、ちょっと待った

 

塗る・付けるといったプラスのケアをする前に、真っ先に見直し必須のアイテムがあります。

 

 

意外と思われる方もいらっしゃると思いますが、それはクレンジングです。

 

 

クレンジングの見直しについては、肌の水分量が多い人はクレンジングを厳選している!効果的に水分保持力を高める方法とは? に記載していますので、是非参考にしてみてください。

 

クレンジングを見直すことで、肌が生まれ変わったように潤いで満たされる方が多いと思います。

ローションや美容液といったプラスのケアアイテムの見直しは、クレンジングの見直し後でも充分です。

 

それくらい、クレンジングの選び方は乾燥対策になるのです。

 

これを機に、ご自身のお肌に合ったクレンジングを、是非厳選してみてくださいね。

 

潤い充分なお肌なら、ちょっとした刺激は怖くない!

肌の乾燥が常態化すると、外部からの刺激に打ち勝ちにくくなります。

 

肌荒れを治そうとして塗り薬等に頼るのではなく、まずは潤いを保てるお肌を育てる必要があるのです。

 

 

遠回りだな、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

でも、潤いのあるお肌になると、肌荒れが治るだけではなく、それだけでいいことがたくさんあるのです。

 

  •  毛穴・小ジワが目立たなくなる
  •  見た目年齢が若返ることで、気持ちもイキイキしてくる
  •  スキンケアの浸透が良くなり、効果が分かりやすくなる
  •  刺激に強くなる

 

これだけメリットがあるのですから、お肌の潤い対策をしない理由はありません。

 

皮膚に持病をお持ちの方は別ですが、肌が潤いに満ちた状態にすることで、マスクによる肌荒れだけではなく、ちょっとした刺激には負けない肌に近づけるはずです。

 

そして、潤い充分な肌は、乾燥による深いシワが刻まれる心配がなく、若々しくキメが整うことも期待できます。

 

肌の潤い対策をすることは、間違いなく大きなアンチエイジング効果があるのです。

 

現在進行形の肌荒れ対策に限定せず、大きなシワが刻まれていない今こそ、潤いケアで未来の悩みの発生を少しでも遅らせましょう!

 

肌荒れそのものの治療ではなく 刺激に強い肌を目指しましょう

マスクを付け始めてから肌荒れしてしまった…、となると、肌荒れしない素材のマスクはないか、選びたくなりますね。

 

しかし、マスクの素材に問題があるとは限りません。

 

もともとのお肌のコンディションが万全でないために、マスクをきっかけに肌荒れしてしまっているだけかもしれないのです。

 

その場合、肌荒れ予防を目的としてマスクの素材を吟味しても、あまり効果がない可能性があります。

 

肌荒れしないマスクの素材を探し求めて、マスクジプシーになってしまっている方は、やはりお肌のコンディションを改めてチェックしましょう。

 

今発生している肌荒れそのものを治そうとするのではなく、肌のコンディションを整えることで、マスクに限らず刺激全般に強い肌を目指すことができます。

 

 

新型コロナウィルスが落ち着いても、花粉症など、日本人には今後も付き合う機会の多いマスク。

 

マスク肌荒れもきっかけと捉えて、乾燥肌から脱却するチャンス!にしてみてはいかがでしょう。

 

晴れてマスク不要な日々が戻ってきたときには、胸を張ってきれいな肌を見せられるよう、今こそ美肌を目指してみてもいいかもしれませんよ!