目の下のたるみ取り整形の体験談!治療法の種類は?ダウンタイムは?

最近、目の下のふくらみが目立つようになってきた…。

クマが気になる、と思っていたら、だんだんたるんできちゃった…。

はんな
はんな
直視したくない老化の現実が・・・;;

年齢を経るごとに、ふと鏡に映った自分の顔をみると、「私、こんな顔じゃなかったはずだけど…」が増えてきますよね。

寄る年波には抗えない!とは思いながらも、できるだけ抗いたい!と思うもの。

なぜなら、見た目の若さは、気持ちの若さに直結するからです。

そこで、40代も半ばに差し掛かった私 はんな、美容外科で自身初の若返り施術である目の下のたるみ取りにトライしてきました。

どんな施術で改善にのぞんだのか、また施術後に苦労したこと、そして何より、たるみはきれいに解消されたのか、などなど…。

目の下のたるみ取りを真剣に検討している方向けに、美容医療体験談をご紹介します。

 

 

目の下のたるみ取りの目的や治療法、施術の種類は?

近年、美容医療は、電車内の広告やTVCMなどでも目にすることが多くなってきました。

ひと昔前まで美容医療は、どちらかと言うとあまり前面には出てこず、「こっそり相談、ひっそり施術」という類のものだったはず。

美容医療は、どうしてこんなに一般的になってきたのでしょうか。

背景には、時代と共に美容への意識が高まり、美容医療への関心もジェンダーレスに、また多くの世代に広がっていることが理由として挙げられます。

なぜ、目の下のたるみを取る施術を行うのでしょうか。また、その種類にはどのようなものがあるのでしょう。

なぜ目の下のたるみを整形するの?

加齢と共に、顔全体の皮膚はたるんできます。

30代くらいまでは、「ちょっと目元がゆるんできたかも…?」と思っても、規則正しい生活を心がけたり、効果の高いアイケアをすることで改善できることもあります。

が、残念ながら、年齢を経るごとにたるみが定着してくるのは避けられない現実・・・涙。

目元が緩んでいると、それだけで10歳以上は年齢が上に見えるという話も耳にするくらい、目元の若さ=見た目の若さ、に直結するというわけです。

目元が若いとそれだけで、若々しくはつらつと見えて、その結果、自分自身の気持ちも若く、元気で居られるということですね。

 

目の下のたるみ取りの種類は?私 はんなは裏ハムラ法を選択

目の下のたるみは脂肪でできており、正式な名称を眼窩脂肪(がんかしぼう)と言います。

加齢とともに眼球を支える靭帯がたるみ、眼球が下に下がることで目の下の脂肪が押し出されてふくらみができ、影を作ってしまいます。

そうすると、老けて見える原因となるわけですね。

その脂肪でできたふくらみを除去する手術になるのですが、カウンセリングを受けてみると、ただ単に脂肪を除去するだけの手術だけではなく、色々な選択肢から選べることがわかりました。

私 はんなが紹介された施術は主に下記です(価格は目安です)。

  1.  目の下の切らないクマ・たるみ(ふくらみ)取り(両目 約90,000円~)
  2.     裏ハムラ法(両目 約330,000円~)
  3.  ヒアルロン酸注射(1cc:約69,000円~)
  4.  PRP皮膚再生療法(両目 約260,000円~)

 

目の下の切らないクマ・たるみ(ふくらみ)取りは、オーソドックスな治療法で、CMや広告でよく見かける施術方法です。

眼窩脂肪を取り除いて、ふくらみを取り除いて若々しい目元に近づけます。

目の下をめくり下まぶたの内側を切開して脂肪を切除するので、顔の表面に切開した跡が残らないというのがメリット。

(「切らない」とうたっていますが、脂肪を除去するので、実際は下まぶたの内側を切ることになります。まったく切らないわけではありません)

ただ、眼窩脂肪を取り除いただけでは、へこみが目立ってしまい、逆に手術後が不自然になってしまうことがあります。

そのため、同時に脂肪注入を行い、目元全体を理想の状態に近づけます。

脂肪を注入する場合は別途料金が加算されます。

 

裏ハムラ法は、眼窩脂肪を移動させて形を整え、ふくらみとへこみを同時に改善させることで、フラットな状態を作る施術方法です。

こちらも、下まぶたの裏側にある粘膜部分を切開するため傷が表に見えることはありません。

ふくらみの原因となっている脂肪を移動させるので、効率的な施術ということになります。

 

ヒアルロン酸注射は、目の下のたるみを取る施術以外でもよく耳にしますよね。

ふくらみを取るというよりも、くぼみ部分にヒアルロン酸を注入して、目元にハリを加えてくぼみを解消させるという施術です。

ヒアルロン酸により、お肌のターンオーバーが促進されるので、目の下のふくらみに加えてクマによる色素沈着にお悩みの方に向いています。

ただ、ヒアルロン酸の効果は1年ほどなので、継続的な効果を期待する場合は定期的に施術を受ける必要があります。

 

PRP皮膚再生療法は、こちらもクマにお悩みの方に適した施術方法です。

切り傷や、打撲、捻挫などのけがをしたとき、血小板から成長因子が供給されて傷んだ組織を直そうとする力が働きますが、この力をエイジングケアに用いるのがPRP療法です。

自分の身体の目立たないところ(太ももなど)から血液を採取して、遠心分離機で成長因子を含んだPRPを抽出後、成長因子を加えて目元に注入する、という方法。

1~3の施術方法に比べて、一番手間がかかり複雑な手術となります。

効果が出るまでは3ヵ月~半年ほどかかりますが、ゆっくりと若返っていくので自然にクマを改善することができます。

 

上記でご紹介したように、目の下のたるみに加えて、同時にクマを解消することで総合的に目元の悩みを改善してゆく施術も多くあります。

その場合、複数の施術を組み合わせることになるので、症状が複合的な場合は、やはり料金がかさんできます ><。

脂肪を取りつつヒアルロン酸を注入して色素沈着を改善させる・・・、というような方法ですね。

 

また、脂肪によりふくらんでいるということは、その分の皮膚がたるんで余っている、ということ。

ふくらみが大きい場合は、その余っている皮膚を除去して引き上げる手術も必要になります。

が、カウンセリングの結果、私 はんなの場合は「そこまでしなくても改善できます」とのことだったので、たるみを引き上げる対策は今回は見送ることになりました。

裏ハムラ法なら施術後、数年はすっきりした目の下をキープできる

カウンセラーさんに提案いただいた施術の中で、私 はんなは、脂肪の除去に加えて目の下の脂肪の量を調整して自然な状態に整えてもらえる裏ハムラ法を選択しました。

裏ハムラ法を選択した理由としては下記です。

  •  一度施術すれば効果が半永久的であること(ただし老化を食い止めるわけではないため、通常の目元の老化は進みます)
  •  ヒアルロン酸や脂肪の注入など、外部からの注入を避けたかったこと(自分の眼窩脂肪で形を整えてくれる安心感がある)
  •  色素沈着(クマ)の悩みは大きくなかったこと

せっかく目の下のふくらみを除去するなら、できるだけ効果が長続きするほうがいいですよね。

ただし、不自然な目元になったり、もともとの目元からあまりにかけ離れた状態になるのは避けたい…  ><。

裏ハムラ法は、今のはんなの悩み解消に最も適している施術として、カウンセラーさんにもおすすめいただいたので、納得して選択しました。

 

なお、やはり無視できないのは施術費用です。

もちろん安いに越したことはありませんが、効果が薄かったり、不自然な仕上がりになったり、施術後に後悔するような状態になったら元も子もありません。

CMや広告では最低価格や分割払いをした場合の費用をアピールしますから、「こんなに安く美容医療できるなら…!」と思ってしまい、自分で予想する施術費用はどうしても安く見積もりがちです。

 

CMや広告で目にする施術以外にも、施術のパターンはたくさんあります。

カウンセリングでは、それこそ松・竹・梅というような、さまざまな方法や組み合わせでの施術法を提案され、改善したい要望に応じてそれぞれ見積を算出してもらえます。

また、カウンセラーさんは、施術を経験されている方が担当していることがほとんどですので、不安や疑問については、先輩としてどんどん質問しましょう。

施術を選ぶときは、「最低限、どんな状態まで改善されれば自分は満足できるのか」をじっくり判断した上で、施術方法を選択するようにしましょう。

 

目の下のたるみ取りにもダウンタイムはある

カウンセリング後に施術方法を選び、施術費用の支払い方法が決まったら、いよいよ施術になります。

自分の看板である顔を一時的に傷つけるわけですから、緊張しますよね。

目の下のたるみ取りは、どのような流れで施術していき、その後はどのようなことが起こるのでしょうか。

施術後のために準備しておいたほうが良いことについてもご紹介します。

目の下のたるみ取りの施術の流れ

施術当日は、下記の流れで進行します。

  1. メイクを落とす(クレンジング後、スキンケアはしない)
  2. 医師を待つ間、術後の経過の説明や注意点をまとめた資料を改めてよく読み、施術前の顔写真を撮影
  3. 医師がデザイン決めの目印をマーカーで顔に書き込む
  4. 施術台に仰向けに横になり、腕から点滴で麻酔を投与
  5. 施術(約30分)
  6. 施術完了後の状態を確認、額や顔周りを冷やす(約30分)
  7. 帰宅

 

施術前、スタッフさんは麻酔のタイミングなどもあるせいか、無線などで他のスタッフさんや医師と慌ただしく連携していました。

また、他愛ない会話などで不安も和らげていただけました。さすが手慣れている、という感じです。

 

施術当日に一番気になることは、やはり「施術時や施術後の痛みはどの程度なのか」ということですよね。

3の麻酔が投与された直後は眠りに落ちるのですが、すぐに半分目が覚めているような感覚で目覚めます。夢を見ているようなぼんやりした不思議な状態でした。

医師と「ちょっと痛いかもしれません」というような会話も可能です。

施術中は、目の下をいじられている感覚はあるのですが、痛みというほどのことはありません。

施術後も、当然違和感はあるものの、痛くて耐えられない!というほどではありませんでした。

 

施術当日に持参する必要のあるもの、あるとよいものについてまとめました。

《施術当日に持参して行くとよいもの》

  •  メイク落とし(普段使用しているクレンジングを使いたい場合)
  •  コンタクト保存用品一式、メガネ
  •  マスク(施術後に顔を覆うため)
  •  ポケットティッシュ(帰宅途中に涙が出るかもしれないため)

なお、麻酔の直後のため、施術後の車の運転や、来院時のヒールの高い靴は避けましょう、という注意がありました。

また施術を受ける美容外科は、(難しい場合もありますが)やはりできるだけ自宅から近い医院を選んだほうが安心です。

特に公共交通機関を使って移動する場合、マスクで顔を覆っているとはいえ、施術直後はできるだけ早く自宅に移動したくなりますので…  ><。

目の下のたるみ取り施術後に禁止されていること

さて、気になる施術後の経過です。

説明を受けたとおり、施術直後は目の下は窪んでいて、ところどころ内出血しています。

また、施術に伴って上まぶたを引っ張り上げたせいか、上まぶたにも若干、軽い切り傷のようなものが残っていました(のちに消えました)。

帰宅後くらいから血の混じった涙が出るようになり、その後は次第に涙が固まって目ヤニをティッシュで拭き続ける日が数日続きました。

目薬や抗生剤が処方されるので、容量を守ってきちんと服薬するようにしましょう。

 

一般的に「ダウンタイムがほとんどない」と言われている目の下のたるみ取りの施術ですが、経験した限りではダウンタイムはあります。

顔の表面を傷つける施術ではないのでメイクは可能、ということにウソはありませんが、血行が良くなるエステやトレーニング、またコンタクトレンズの装用については一定の禁止期間があります

施術後、すぐに通常とおりの生活が送れるわけではない、ということですね。

そのため施術を予定している場合は、その後数週間のスケジュールの調整をしっかり行い、綿密な計画を立てる必要があるので注意!しましょう。

マスクを安心して取れるまでには最短でも3日は見ておく必要あり

また、下まぶたの施術ではあるのですが、施術直後は目元だけに影響が出るわけではないのです。

施術数時間後から、目の周りを含め頬の下まで、殴られたときのように(!)顔全体が大きく腫れてきます。

施術の傷による一時的な現象と分かっていても、腫れがどんどんひどくなってくると、そのときはかなり心配になるもの。

私 はんなの場合も、あまりにパンパンに腫れるので、「元の状態に戻らなかったらどうしよう…」と不安になりました。

マスクをすればほぼ隠せますが、施術後3日目くらいまでは元の顔が分からないくらいに腫れる状態が続きますので、外出も極力しない計画を立てておいたほうが無難です。

 

施術直後はできるだけ顔を冷やすよう、施術前に美容外科からも説明があります。

帰宅した後のために冷えピタを用意したり、アイスノンを冷凍庫で固まらせておき、顔を冷やす準備をしておきましょう。

額を冷やすと効果的とのことなので、施術後はおでこを重点的に冷やして少しでも腫れを軽減するように工夫しましょう(それでもやはり腫れてしまいますが)。

 

また、盛大に腫れているときというのは、すがるような気持ちで「何か対処しなければ!」「きれいに治らないかも!」と思うものです。

美容外科では施術後のケア用品などもオプションとして取り扱っています。

私 はんなは、目の下のたるみがシワとなって残ってしまうことが心配だったので、勧められた目元用のクリームを購入しました。

この目元用クリームが施術後の目の下にどれだけ効果的だったかは、正直分かりません…。

普段使っているアイクリームで効果を感じられているなら、それを施術後に使っても充分、という気もしました。

ただ施術後はとにかく不安になるので、その心理を煽られてつい買ってしまうのですよね ^^;

「何かしておいた良いかも…」と思った場合は、施術後のケア用品を購入してみてもいいかもしれません。

 

目の下のたるみ取りの施術完了後はどうなった?効果は?

2023年12月で、目の下のたるみ取りの施術を終えて約半年が経過しました。

一般に、目の下のたるみ取りは、施術を受けてから完成までは、数か月から半年程度は経過を見る必要があると言われています。

現在の目元の状態はどう変わったのか、また、期待どおり目の下のたるみは改善されたのか、ご報告します。

目の下のたるみが気にならなくなった!

結論からお伝えしますと、「思い切って施術して良かった」という感想です。

施術前までは、地下鉄の窓ガラスに映る自分の顔を見るのが恐怖で仕方なかった私 はんな  ><。

目の下のたるみが解消されたおかげで目の下の影が消えて、(たとえ仕事からの帰宅時で疲れが溜まっていても 笑)すっきりとした目元をキープできています。

目の下が膨らみ始める前の状態に戻り、仕上がりにはとても満足しています。

 

施術直後は医師から、「目の下の脂肪を取り過ぎたと感じることがあるかもしれません」とも言われていました。

が、今のところへこみ過ぎていると感じることはありません。

こればかりは、施術を担当いただく医師の腕によるところが大きいかもしれませんので、美容外科と担当医師はできるだけ慎重に選択したほうが後悔は少ない?と言えるかもしれませんね。

目の下のたるみを取っても引き続きアイケアは必要

なお、目の下のたるみを裏ハムラ法で取ったからといって、これから永遠にたるまないことが約束されるわけではありません。

せっかくお金をかけて施術したのですから、できるだけこの効果を持続させたいものです。

目元のケアを怠っていれば、またそれほど時間が経たないうちに目元の老化が気になるタイミングがやってきます。

目元のたるみを解消する施術を行ったからといって、日頃のアイケアをさぼることなく、引き続ききちんと毎日お手入れしていくことが大切です。

気になり始めたら早めの施術ほど安く、満足のいく治療ができる

「目の下のたるみ、気になってきたら取っちゃいたいけど、やっぱりこわいなぁ…」

「失敗して後悔することもあるくらいなら、もうちょっと気になるようになってからでいいや…」

そんな方は多いのではないでしょうか。

確かにリスクがないとは言えませんし、施術直後は行動に制限が発生するので、施術を先延ばしにする気持ちも非常によくわかります。

 

しかし、症状が軽いうちに対処したほうが、結果的に、シンプルな施術で費用も安く済み、満足のいく仕上がりになる可能性も高まります。

将来的には施術することになるかも…、と現時点で予感している方は、早めに施術に踏み切ってしまったほうが結果的にお得!と言えるのです。

 

目元のクマもふくらみもシワも、あらゆる症状が気になる状態になってから、そのすべてを解消させようとするのは至難の業です。

また、満足のいく仕上がりにならない可能性も高くなり、費用もかさみます。

私 はんなは、美容外科の関係者ではありませんが、初の若返り施術を体験してみて、気になり始めたときに施術をしてしまったほうがよい!ということを痛感しました。

 

まとめ

初めての人にはなかなかハードルの高い、美容医療による若返り施術。

でも、毎朝メイクするとき、「もう年だなぁ…」とため息をつきながら鏡に向かうか、「まだまだ元気!」と楽しんでメイクするかで、その日はまったく違ったものになりますよね。

日々前向きに元気に過ごしていくためには、見た目が若い、ということは決して無視できない要素です。

「美容医療、興味はあるけどあと一歩が踏み出せない…」という方や、

「コスメやエステでは効果を感じにくくなってしまった…」という方は、選択肢として前向きに検討してみることをおすすめします。