アルビオンとイグニスの乳液の違いは?口コミも!

どちらも洗顔後に乳液を先行して使用する化粧品ブランド、アルビオンとイグニス。

はんな
はんな
使い方は一緒だけれど、どちらを選んだらよいのか迷うなぁ。。

アルビオンとイグニスには、どのような違いがあるのでしょうか。

代表的なアイテムである乳液を例に、それぞれのブランドの違いをご紹介します。

アルビオンとイグニスの違いを知って、自分のお肌に最適な乳液を選びましょう!

 

アルビオンとイグニスの違い①コンセプトの違い

アルビオンは、ブランド名であると同時に、「株式会社アルビオン」という社名でもあります。

株式会社アルビオンが、アルビオンという化粧品の製造・販売を事業として手掛けています、ということですね。

一方、イグニスは、株式会社アルビオンの関連会社であり、「株式会社イグニス」として製造・販売を行っています。

アルビオンがイグニスを設立したため、基本的なアイテムの使い方(乳液を使う順序など)は一貫しています。

双方のブランドで共通して守り続けるスタンスがありつつ、それぞれのブランドのコンセプトには違いが見られます。

 

アルビオンは透明感のあるしなやかな肌の提案、イグニスは植物成分の豊かなエネルギー

出典:アルビオン公式HP

 

アルビオンは、下記のようにブランドを紹介しています。

アルビオンには「白亜の国」という意味があります。
ドーバー海峡からイギリス本土を眺めた時に見える白い絶壁。
その純白で高貴な美しさを、昔の人々は「白い国アルビオン」と称えました。
気品・風格を持った最高の化粧品として、すべての女性に透明感のあるしなやかな肌を提案しています。

出典:アルビオン公式HP

一方で、イグニスは下記のようにブランドを紹介しています。

白神の自社農園で無農薬栽培された植物を中心とした植物の力を肌で最大限に実感し、美しさを喚起するブランド。
肌の美しさ、すこやかさを保ちたいと願う女性へ、リフレッシュ&リラックス効果をもたらすハーブの香り、
心地よい感触、植物成分の豊かなエネルギーで応えます。

出典:アルビオン公式HP

 

アルビオンは、その語源から連想させるような「透明感のあるしなやかな肌」を提案する、とあります。

それに対し、イグニスは「植物成分の豊かなエネルギーで応える」としています。

アルビオンとイグニス、どちらのブランドも、きれいな肌に整えることを共通としながら、イグニスの乳液はハーブを始めとした植物由来の成分に拘った商品を提供していることがわかります。

ブランドのコンセプトを踏まえると、下記の基準で選んでみるとよいのではないでしょうか。

  •  透明感を重視した美しい肌を目指してお手入れしたい  →アルビオン
  •  植物の力をすこやかな肌を育むことに活かしたい  →イグニス

アルビオンとイグニスはどちらも乳液を洗顔後に最初に使用

コンセプトは異なりますが、アルビオンの乳液もイグニスの乳液も、洗顔後に最初に使用するのは変わりません。

乳液を洗顔後に最初に使用する順番は、アルビオン、イグニスとしては基本的なメソッドとなっています。

乳液を最初に使用することで肌を柔らかくし、その後に使用する化粧水の浸透を速やかに促す効果があるため、乳液を最初に使用する順番となっているのです。

 

この「乳液先行」の使い方を採用している化粧品ブランドは少なく、アルビオンを含めたいくつかのブランドだけが採用しているシステムです。

が、アルビオンの乳液の肌への確実な効果が広く認識されたことで、今では確立された使用順序のひとつとなっているのです。

 

アルビオンとイグニスの違い②香りの違い

アルビオンとイグニスは、コンセプトの違いから、香りにもそれぞれ特徴があります。

毎日、心地よく使い続けるためにも、香りは非常に重要ですよね。

アルビオンとイグニスは、どのような香りの違いがあるのでしょうか。

アルビオンはフローラル系の香り、イグニスはハーブ系+柑橘系の香り

 

アルビオンには複数種類のシリーズがありますが、全体的に花をイメージをしたフローラル系の香りが中心となっています。

それぞれのシリーズで香りに特徴があり、シリーズ毎に異なる香りを楽しみながら使うことができます。

どのシリーズの乳液も強く香り過ぎることはなく、素肌に広げたタイミングでさりげなく香り、馴染ませるにつれて消えていく香り方です。

 

アルビオンは、ほとんどのシリーズがフローラル系の香りですが、2022年以降に発売されたフラルネの乳液は、柑橘系のさっぱりとした香りがモチーフになっています。

これは、フラルネが「多様性」を意識したコンセプトになっており、性別を超えて、より多くの人の好みに合うことを目指した香りを追求したためと考えられます。

 

一方のイグニスは、ハーブ系の香りが中心

さまざまなハーブの香りがバランスよく配合され、奥行きのある香りとなっています。

アロマオイルなどに使用されることの多いハーブの香りが配合されており、香りに癒されながら心地よく使うことができるようになっているのが特徴です。

 

イグニスの香りはファン多し!似てる香りのアロマはある?

イグニスのアロマオイルに似たハーブ系の心地よい香りには、根強いファンがいます。

タイムやクレソン、ヨモギといった10種類以上の香り高いハーブをブレンドしており、「何のハーブの香りなのか分からないけれど、とても良い香り!」と言われているのです。

「アロマディフューザーで、イグニスと似た香りをお部屋に香らせたい」という声もあるほど。

どのオイルをブレンドすればイグニスと同じ香りになるのか、探している方がいらっしゃるのですね。

 

植物は自然のものであることに加え、わずかな配合の違いで香りのバランスが変わってしまうため、一概に「この割合で配合すれば同じ香りになる!」と断言するのは難しいものです。

完全にイグニスの香りを再現することは難しいかもしれませんが、アロマオイルを扱うお店へ出向いて、再現したい香りのイグニスのアイテムを持参して、似た香りにするためのアロマオイルのブレンドの割合を尋ねてみるとよいかもしれません。

効果に加えて、その香りにもファンの多いイグニス。

お肌の健やかさを保つ効果はもちろん、香りによる癒やし効果にも力を入れているのです。

 

アルビオンとイグニスの違い③取り扱い店舗の違い

アルビオンとイグニスでは、商品を取り扱うお店の種類が異なります。

イグニスはアルビオンの関連会社ですが、アルビオンの店舗で「イグニスの乳液をください」とお願いしても、お店には置いておらず、買えないことがあります。

アルビオンとイグニスの取り扱い店鋪の違いを見てみましょう。

アルビオンは百貨店あるいは化粧品取扱店、イグニスは化粧品取扱店が中心

アルビオンは、全国の百貨店のアルビオンのコーナー、及び化粧品取扱店で購入することができます。

一方、イグニスは、個人経営を含めた化粧品取扱店や、一部のドラッグストアなどでも購入でき、幅広く色々な店舗で展開しています。

なぜこのような違いがあるのでしょうか。

 

店舗の種類を変えて展開している背景は、アルビオンとイグニスが、それぞれターゲットとしている年齢層に関係しています。

アルビオンは、20代から、上の年代では50代以上の方の肌にも効果的な乳液を展開しています。

アルビオンは、取り扱う商品がターゲットとしている年齢層が幅広いのですね。

イグニスはというと、使用している年齢層は主に30代、40代が中心となっています。

イグニスはアルビオンより、愛用している年齢層はやや狭い傾向にあります。

シリーズの種類や価格帯の広いアルビオンは百貨店を中心に展開

百貨店で一番売り上げが見込めるフロアは、化粧品を扱うフロアと言われています。

つまりアルビオンは、名だたる他のコスメブランドと軒を並べて、より美容への意識の高い客層へアピールしているのですね。

アルビオンは、イグニスよりもより一層高価な1本20,000円近い高級乳液も取り扱っていますので、価格帯を考えても百貨店での取り扱いとするのは妥当といえます。

 

イグニスは、アルビオンと比較すると(それでも決して安価ではありませんが)取り扱う乳液の価格帯は4000円台〜10,000円台前半、と限られています。

イグニスは、価格帯とターゲットの年齢層を考慮して、化粧品取扱店やドラッグストアなど、より若い方々にも手に取ってもらいやすいよう幅広く展開しているのです。

 

アルビオンとイグニスの乳液の口コミ

アルビオンとイグニスには、コンセプトやターゲットに合わせてそれぞれ特徴があることがおわかりいただけたかと思います。

どちらも肌に効果的なアイテムを提供している、秀逸なコスメブランドであることは共通ですが、各ブランドのファンがその乳液を選ぶ理由はどんなものがあるのでしょうか。

アルビオンとイグニスの、それぞれの乳液の口コミをご紹介します!

イグニスは軽い使用感なのに保湿もしっかりしてくれるのが魅力

シトラスの香りに癒されます。
みずみずしい軽い感触。
ベタつかずに、程良く皮脂を抑えてくれるので、主にTゾーンに塗ると日中メイク崩れを防止してくれます。
年中鼻炎なので、ティッシュの擦れから小鼻の乾燥を和らげるためにも使用してます

出典:@cosme

サンプル使用後、こちらの乳液の使用感が気に入り化粧水とセットで購入。

浸透感がよく薬用成分が肌に入り込むのを実感できます。

透明感もアップし、比較的サッパリ(でも内側には水分しっかり実感)なのでこれからの蒸し暑い季節にピッタリです。

夏の間は乳液リピします。
化粧水はスキコンの方が好みでしたのでリピ検討中

出典:@cosme

イグニスは、心地よい香りに加えて、使用感やお肌への浸透力が選ばれる理由になっていました。

しっかりとお肌の水分を保持してくれることで皮脂が抑えられ、メイク崩れを防止する目的で使用している方もいらっしゃいます。

アルビオンは肌がもっちりする効果が好評

初めて導入乳液を使用しました。肌がもっちりなるのが気に入っているポイントです。
使い続けてみて、肌がトーンアップしたら嬉しいなと思っています。

出典:@cosme

2本目です☆
コットンに3プッシュで肌に馴染ませるともっちりとなります。一年前に使っていてその後にコスメデコルテを使って、またこちらに戻ってきました。
やはり乾燥肌の私にはこのアンフィネスシリーズの乳液が最高です。
化粧のノリも良いです。皆様にも是非オススメしておきます。

出典:@cosme

アルビオンは、肌の弾力が増してもっちりとする、というコメントが多く見られました。

先行して乳液を使用する別のブランドを使用していたけれど、アルビオンの乳液に戻った、という方もいらっしゃいますね。

 

私 はんなは、ひどい肌荒れに悩んでいた20代に、たまたま訪れた小さな化粧品取扱店でイグニスを勧められたのが、アルビオンとの最初の出会いでした。

そのときの私は、色々な化粧品を試しても肌荒れの改善になかなか効果が出ず、本当に困り果てていました。

イグニスを使ってみると、お肌が本来の力を取り戻すかのように柔らかくなり、荒れた肌が次第に改善されていくのがはっきりと実感できました。

これだけの効果が実感できた化粧品は、イグニスが初めてでした。

以降、その化粧品取扱店に通えなくなってしまったことからアルビオンに切り替え、既に10年以上アルビオンを使い続けています。

 

まとめ

アルビオンとイグニスは、どちらもお肌への効果にしっかり向き合った丁寧な商品作りによって、大変優秀なブランドとして認識されています。

乳液先行という使い方は共通とした上で、どちらのブランドも、異なるコンセプトでそれぞれ違った魅力と効果をアピールしているのです。

スキンケアは、毎日使用を継続することで効果が実感できるもの。

日々、すこやかな素肌で気持ちよく使い続けられるよう、お肌への効果と好みに合ったブランドを選ぶことをおすすめします♪

アルビオンの特徴

  •  株式会社アルビオンが製造・販売を手掛けるブランド
  •  透明感のあるしなやかな肌を提案
  •  フローラル系の香りが中心
  •   取り扱い店舗は百貨店がメイン

イグニスの特徴

  •   株式会社アルビオンの関連会社である株式会社イグニスが製造・販売を手掛けるブランド
  •  リフレッシュ&リラックス効果をもたらすハーブの香り、心地よい感触、植物成分の豊かなエネルギーですこやかな肌をはぐぐむ
  •  ハーブ系+柑橘系の香りが中心
  •  取り扱い店舗は化粧品取扱店やドラッグストアなど幅広い