アルビオン・エクサージュは廃盤!なぜ生産終了に?代わりの乳液はある?

「肌が柔らかくなる」「潤いをしっかり感じられる」と評判で、数々のコスメアワードを受賞したアルビオンのエクサージュの乳液。

そのエクサージュシリーズが、生産を終了することが2023年に正式にアルビオンの公式HPで発表されました。

はんな
はんな
そんなに人気だったのに、どうして生産終了しちゃったの…?

根強いファンが定着していたエクサージュの乳液は、なぜ生産を終了してしまったのでしょうか。

また、エクサージュが廃盤となった今、後継の乳液としては何を使用するのがおすすめなのでしょう。

アルビオンを10年以上愛用する私 はんなが、エクサージュの誕生から今までと、生産終了された理由をまとめました。

 

アルビオン・エクサージュとは?誕生から廃盤になるまで

アルビオン・エクサージュは今から26年前に誕生した、アルビオンの社長自らが誕生させたシリーズでした。

私 はんなも、最初に使ったアルビオンの乳液はエクサージュです。

そのため、いつものカウンターで生産終了になると聞いたときは、あまりに驚いて言葉が出てきませんでした・・・。

長きに渡って、安定した人気を誇ってきた重要なシリーズであるエクサージュを、なぜ廃盤にする必要があったのか。

廃盤になるまでには、様々な背景があったようです。

アルビオン・エクサージュは1997年の誕生から4回リニューアルした名品

エクサージュは、1997年に誕生してからというもの、「エクサージュの乳液はものすごく潤う!」「エクサージュの乳液を使ったら、もう他の乳液は使えない!」というくらい、美容愛好家にとって革命的なシリーズでした。

ただし、1997年発売から何もせずに右肩上がりで確固たる地位を築いたわけではないのです。

2005年、2009年、2015年と、実に3回のリニューアルを重ね、その度に新しいエクサージュ愛好家を増やしていった結果、名品と呼ばれるまで躍進してきました。

長く愛される逸品は、必ずリニューアルを重ねて、ベストセラーとなっているのですね。

 

エクサージュのコンセプトは、一貫して「うるおい」。

すべての肌トラブルは乾燥が一因となっていることに着眼し、エクサージュは着実に成長を続けてきたというわけです。

アルビオンの中核シリーズであるエクサージュを廃盤にするには覚悟が必要だった

当然のことながら、アルビオンの名前を一躍有名にしたエクサージュをなくし、新シリーズを立ち上げるのは、かなりの覚悟が必要です。

このまま再度リニューアルを重ねていけば、リスクもなく、今までのエクサージュ愛好家はついてきてくれるだろう、という期待は見込めます。

しかし!

エクサージュは発売から20年以上が経ち、安定した評判を獲得しているものの、「うるおい」を打ち出すだけでは以前より売り上げに陰りが見え始めていた…というのも事実でした。

アルビオンの中核を担うシリーズとして、さらなる飛躍を目指す時期が来ていた、というわけですね。

 

アルビオン・エクサージュを生産終了し新しい価値を打ち出す

そんな背景からエクサージュは、コンセプトから一新することになりました。

アルビオンが更なる躍進を目指すために打ち出したかった美容理論とは、どんなものになったのでしょう。

エクサージュの5代目ではなく新シリーズの立ち上げへ

安定した人気のあるエクサージュなら、エクサージュという名前を残した上で再度リニューアルする、という選択肢も当然ありました。

でも、エクサージュという冠を残すと、今まで主軸に置いていた「うるおい」というイメージに引きずられてしまう。

「うるおい」だけではない、時代に沿った新しい価値を打ち出すにあたっては、シリーズ名も一新したほうが効果的。

エクサージュの愛好家にも「すっかり新しくなった!」ことを明確に訴えかけるために、新シリーズの立ち上げへと踏み切ったのです。

エクサージュの後継は「うるおい」に加えて新しいコンセプトで!

エクサージュが誕生してから25年の月日が流れた今、美容愛好家のニーズも少しずつ変化していました。

そんな中、「うるおい」をケアするだけでは、美容にこだわりのある方たちの多様な要求に応えきれなくなってきた、ということも大きな一因でした。

 

「うるおい」をケアするだけではない、新しい美容理論とは、いったいどのようなものなのか。

アルビオンが着目したのは、ニキビやシミといった悩みだけではない、一言では言い表せない「なんとなく不調」です。

新シリーズでは、エクサージュで主軸としていた「うるおい」はもちろんのこと、その「なんとなく不調」の本質をケアし、きれいなお肌に導くことをコンセプトとすることにしたのです。

 

アルビオン・エクサージュの後継はアルビオン・フラルネシリーズ

こうしてコンセプトを一新し、エクサージュの後継として2022年にリリースされたアルビオン・フラルネシリーズ。

アルビオンのカウンターでフラルネを紹介されたとき、「エクサージュとはだいぶ変わったなぁ」と感じた方もいらっしゃると思います。

フラルネはどのようなお肌悩みに応えてくれるのか、改めて特徴を見ていきましょう。

アルビオン・フラルネは肌不調の要因ごとにアプローチ!

フラルネでは、肌の傾向・性質の違いを「肌性格」として3つに分類しています。

  •  つややかさがあり、ハリがあるものの、肌がかたく詰まりやすい「やる気肌」
  •  きめが細かく、つるんとして見えるが、皮膚が薄く、外的刺激を受けやすい「はかなげ肌」
  •  しなやかさがあり、ふっくらしているものの、時々トラブルが起きる「気まま肌」

 

実感として、「わかる!」「私はこの肌性格だ!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、身近な人のお肌を見て、「あの人はこの肌性格かな?」という場合もあるでしょう。

 

エクサージュは、ドライ、ノーマル、オイリーという、3つの肌タイプに分類するシンプルな体系をコンセプトとしていました。

一方でフラルネでは、「人によりお肌にもそれぞれ性格があり、それぞれの肌性格に合ったアプローチをすることで、よりきれいなお肌を目指すことができる」というコンセプトに刷新されました。

フラルネシリーズはかつてのエクサージュの愛好家にも好評♪

エクサージュを廃盤にし、新しいアルビオンの顔として歩み始めたアルビオン・フラルネシリーズ。

当初、「あのエクサージュがなくなる!」とのことで、ざわついていたエクサージュの愛好家でしたが、評判は上々!

また、ジェンダーレスなシリーズであることを打ち出すことにも成功しつつあり、性別を問わず美容に興味を持ち始めた多くの方にフラルネを手に取ってもらえることが増えています。

フラルネは、時代に寄り添う新しい中核を担うアルビオンのエントリーシリーズとして、大成功を収めつつあるといえるでしょう。

 

まとめ

私 はんなはアルビオンに出会ってから、既に10年以上が経ちました。

その中で実感していることとしては、アルビオンは常に進化しており、変革を恐れないコスメブランドであるということ。

安定してブランド名も定着し、売れているのだから・・・という状況に甘んじないその姿勢が素晴らしいと思うのです。

今では、「アルビオンの乳液を使っていれば、最低限の肌状態は保たれる!」という、揺るぎない信頼感とともに、基礎化粧品のほとんどをアルビオンに頼り切っています 笑。

 

これからも変革を続けるであろう、アルビオン。

高級化粧品ブランドとしてのこれからのさらなる企業努力と躍進に、期待したいですね!